

2022.07.15
板座の魅力
椅子にも様々ありますが、総無垢材でできた板座の椅子の魅力をご紹介します。
1.職人の手作り感がより強く感じられる。
板座の椅子は板をそのまま座面にしても疲れやすく、
決して良い椅子とは言えません。
上図のように、お尻の形に合わせて座面を削ることで、
永く座っていても疲れづらい椅子となります。
この削りの『ザグリ』と呼び、デザインや仕上げを含め作り手の腕の見せ所です。
2.無垢材の良さを強く感じられる。
無垢材の魅力は何と言っても経年変化を楽しんでいただけることかと思います。
オークやメープルのような所謂「木」っぽい色の樹は色が明るく黄味がかり、
ブラックチェリーは紫外線に反応して日焼けするように赤味がかり、
そして、ウォールナットは色が明るくなって飴色に変化していきます。
上図のような背面が変化していくのをお楽しみいただけます。
3.メンテナンスが煩わしくない。
板座の椅子はほぼ天然木以外使っておりません。
ほぼとしているのは接合の為の接着剤や
一部強度を出すための木ネジがあるからです。
そのため、汚れたら丸ごと拭いていただけますし、
場合によってはすべて削っていただけます。
クッションもありませんのでへたれることもございません。
そのため、お求めいただいてからいつまでも末永く楽しんでいただけます。
今回はTHE FACTORYの本店、福岡SATELLITE、横浜店各店で人気の
FDC340を元に板座の椅子の魅力をご紹介させていただきました。
大き目の背中と丸い座が特徴的な可愛らしく、座りやすい椅子です。
是非店頭でもお試しください。